こんにちは、散歩のすすめ運営者のカズマ (@kzkzmax21) です。
あなたは手帳を購入するとき、何を基準にして自分に適した手帳を選んでいますか?
まさかこんな風に、なんとなく手帳を選んでいないですよね。
- とりあえず目の前に置いてあった手帳を買う
- ネットで見た人気そうな手帳を選んだ
- なんかカッコいいから購入した
趣味で使うような手帳なら間違いではありません。
しかし、営業マンが仕事で成果を出すために手帳を使うのならば絶対ダメです。
自分に適した手帳を選ぶことは、あなたの営業活動を2倍・3倍と飛躍させることもある重要なポイントです。
まず、手帳の種類は3つの組み合わせで決まります。
- 綴じ方
- サイズ
- フォーマット
この記事では、手帳を構成する3つの要素「綴じ方・サイズスケジュール記入欄」を詳しく紹介していきます。
それぞれの要素ごとにメリット・デメリットがありますよ。
僕も自分の営業スタイルに適した手帳を選ぶことで、より仕事の場面で手帳を活かすことができるようになりました。
手帳の組み合わせを深く知ることで、自身の営業活動に最適な手帳を見つけましょう。
- 手帳の種類を知りたい
- お気に入りの手帳を見つけたい
- こだわりの手帳を使っている
- 紙が嫌いすべてIT化したい
運営者プロフィール
新卒入社のベンチャー企業を8ヶ月で退職後、一般社団法人を設立。
現在は従業員10人未満の小さな会社に転職。
ひとり働き方改革を目指し、サラリーマンの顔と年間50回講演活動を行うパラレルワークを実践。
2020年は夢だったマイホーム(中古マンション×リノベーション)が完成。
手帳の綴じ方は3種類
まず、手帳は3種類の綴じ方に分類されます。
- 綴じ手帳
- システム手帳
- モジュール型手帳
綴じ方ごとにそれぞれの特徴と商品を紹介していきますね。
なるべく自分が使用したことのある手帳を参考例として載せていますよ。
綴じ手帳
全ページが本やノートのように綴じられているもの。市販されている手帳のほとんどがこのタイプですね。
手帳といえば綴じ手帳を想像する人が多いのではないでしょうか。
- 手軽に使える
- サイズが豊富
購入してすぐに使用できるお手軽さは、システム手帳やモジュール型手帳にない魅力。
サイズも豊富で、スーツの内ポケットに収まるポケットサイズからコピー用紙と同じ大きさのA4サイズまで展開されています。
- カスタマイズ性が低い
綴じ手帳は、手帳本体のカタチが出来上がっているため、他の綴じ方と比べるとカスタマイズ性が低い傾向にあります。
初めて仕事で手帳を使う新人営業マンにおすすめです。
システム手帳
バインダーにリフィルと呼ばれる追加式の用紙をセットして使うもの。
システム手帳は価格が高いイメージを持たれがちですが、最近では入門用セットなど安価な商品もありますよ。
他にもこんな工夫
- バインダー自体を本革にするのか、合皮にするのか
- リフィルを100均で購入するのか
- 無限のカスタマイズ性
- 仕事がデキる人に見える!?
システム手帳の1番の魅力は高いカスタマイズ性。あなたの使い方次第で無限の可能性を秘めています。
立場は変わったり、業務内容により柔軟なカスタマイズが可能。
たとえば、
- 外回り営業では週間バーチカルタイプで自分の予定を管理
- マネージャーになったらガントチャートで全体の動きを管理
綴じ手帳の場合は中身だけを変えることができず、手帳そのものを買い換えることになります。
その一方で、長持ちする本革製のバインダーを購入すれば、リフィルを差し替えるだけで長年愛用することができます。
大切に手入れされたシステム手帳を使っている人を見かけると「仕事がデキる営業マンだな」と個人的に感じます。
- バインダーとリフィルの縛り
- 中央のリングが少し邪魔
システム手帳を購入するとき、バインダーとリフィルの互換性を確認しましょう。
システム手帳のなかには、メーカー独自の規格を採用していることがあります。独自規格の場合、他社のリフィルに差し替えたいと思っても利用することができません。
「自分の大好きなメーカーで統一するから大丈夫」という人以外は必ず互換性をチェックしてくださいね。
システム手帳はバインダー中央にリングがあるため、記入しづらいと感じることもあります。
- 右利きの人が左ページに記入するとき
- 左利きの人が右ページに記入するとき
中央のリングはバインダーごとに大きさが選べるため、購入前は実際にどの程度、手にあたってしまうか試しておくといいですよ。
仕事に慣れワンランク上の営業マンを目指したい人におすすめです。
モジュール型手帳
ひとつのノートカバー内に、2冊以上、複数冊のノートを挟み込むタイプのもの。
独立した手帳やノートを差し込んで使うため、綴じ手帳よりもカスタマイズ性が高う、システム手帳よりも手軽に導入できるのが特徴。
たとえば、
- 月間ブロック綴じ手帳+方眼メモノートの組み合わせ
- 週間バーチカル綴じ手帳+ガントチャート+横罫メモノート
- 手軽なカスタマイズ性
ノートカバーと手帳のサイズさえあえば、どんな手帳やノートでも組み合わせることが可能。
メーカーに縛られず、柔軟にノートと手帳を差し替えられるため、お気に入りの一冊を作りやすい。
スケジュール管理とメモ用のノートを分冊できるため、メモ用ノートが埋まってもすぐに新しいノートへ差し替えられます。
- 明確な使い方が決まっていないと導入出来ない
2冊以上のノートを組み合わせるため、自分がどんな手帳の使い方をするか決まっていない場合は、モジュール型手帳の良さを活かせない。宝の持ち腐れにならなうよう注意が必要。
モジュール型手帳はすべての営業マンにおすすめできる手帳です。
手帳の綴じ方ごとにメリットがあります。自分の手帳スタイルには、どんなメリット「手軽さ・カスタマイズ性・長年の使い心地」を求めるか一度考えてみましょう。
僕は4年ほどモジュール型手帳です。
組み合わせはA5サイズメモノートとほぼ日手帳weeksを使用しています!
アナログ手帳のメリットとデメリットをこちらの記事で解説しています。
手帳のサイズ
デキる営業マンなら手帳を肌見放さず持ち歩きたいところ。
サイズが大きければ、記入できる情報量は増えます。しかし、情報量が多くなればなるほど、必然的に手帳が重くなります。
手帳のサイズは「情報量をとるか、持ち運びやすさをとるか」の二択。
- 外回りで瞬時に予定確認したい人はコンパクトサイズが持ち歩きやすく取り出しやすい
- 会社のデスクでしか手帳を広げない人は大きめサイズで一覧性の高いものが使いやすい
手帳サイズ | サイズ感 | |
---|---|---|
ポケットサイズ | 14cm×9cm | スーツの内ポケットに入る大きさ |
文庫本サイズ | 15cm×10cm | 文庫本カバーが使用できる大きさ |
B6サイズ | 18cm×13cm | 一般的なビジネス書ほどの大きさ |
A5サイズ | 21cm×15cm | A4コピー用紙の半分サイズ |
B5サイズ | 26cm×18cm | デスクダイアリー向けの大きさ |
自分がどんな場面で手帳を使うのか、普段使っているカバンの大きさの情報も、手帳のサイズを決めるとき参考になりますよ。
重量に注意
1日1ページ手帳など厚みがある手帳は重量が500g前後になります。
500mlのペットボトル1本を持ち歩くと想像してください。営業マンで外回りする方は、あまりにも重たい手帳は考えものですね。
いくら情報を沢山記入できると言っても、重さが理由で持ち歩くことを断念してしまわないよう自分の許容範囲を考えましょう。
7種類の手帳フォーマット
手帳のフォーマットは年々新しいカタチが登場しています。
今回は見かける頻度の高いフォーマットを7種類紹介しますね。同じフォーマットタイプでも、手帳メーカーにより細部の違いがあります。
そのため、いきなり最適なフォーマットを見つけるよりも、複数の手帳を試してみることで、自分の営業スタイルと相性のいい手帳と出会えますよ。
僕も今の手帳の形にたどり着くまで、試行錯誤の日々でした。
1.月間ブロックタイプ
1ページまたは見開きに1ヶ月の日付けがカレンダー形式に並んでいる。1日の記入欄がブロック(四角)で設けられている。
1ヶ月の予定を見開き1ページで確認できるため、一覧性に優れています。
2タイプの月間ブロック手帳
- 月間ブロックタイプのみで構成された薄い手帳
- 月間ブロックタイプ+他のフォーマットの組み合わせた手帳
営業マン目線
営業マンの手帳には月間ブロックが必須。
1ヶ月の予定を見開き1ページで確認できるため、自分の行動を把握しやすい。
- 飛び込み営業の日
- 見積もり提案資料作成日
- 商談の日
2.月間横罫タイプ
1ページまたは見開きに1ヶ月の日付けが縦方向に並んでいる。
複数の予定を1日単位で管理するよりも、複数日に渡る大きな単位の予定を記入しやすい。
営業マン目線
年間で出張日が事前に分かる人が予定の先抑えが可能。固定の繰り返し行事がある営業マンにはいいかも知れません。
3.週間レフトタイプ
見開き左ページに1週間の予定記入欄が1日1行形式であり、右ページがメモ用のフリースペースとなっています。
左ページにその日の行動を記入しておき、右ページのフリースペースに顧客情報のメモやTODOリストを書き込みます。
時間ごとに細かい打ち合わせ時間を管理するには不向き。
営業マン目線
1週間の予定を確認しながら、TODOを記入できるため使い勝手のいいフォーマット。
4.週間バーチカルタイプ
見開きに1週間の予定記入欄があり、時間軸が縦に配置されている。
横軸が左から右に7日間。縦軸が上から下に時間の表記があります。
開始、終了時間を記入することで、スキマ時間を可視化することができますよ。自分の時間を何にどのくらい使ったのか把握しやすい。
手帳ごとにチェック
- 横軸のはじまりが「月曜日または日曜日」
- 縦軸の時間帯「0時〜24時、8時〜23時」などばらばら
営業マン目線
アポ取りに使いやすく、1週間の行動をきっちり振り返られるため営業マンにオススメのフォーマット。
5.週間セパレートタイプ
見開き1週間の記入欄が、1日ごとに大きく区切られている。区切り方は手帳によりさまざまです。
1日の記入欄を大きくとれるのが特徴。
営業マン目線
マネージャー職に付き、チームごとのプロジェクトを管理するときにオススメ。
6.ガントチャートタイプ
ガントチャートは、プロジェクトの工程管理に使う表のこと。見開きで、横軸に日付け、縦軸に項目欄が設けられています。
手帳ごとに、1ヶ月、1週間単位と管理する時間軸に違いがありますよ。
営業マン目線
マネージャー職に付いたプレイングマネージャーの人は、個人目標と全体目標の達成が必要なためガントチャートの活用はオススメ。
7.1日1ページタイプ
1日1ページごとに記入欄が用意されている。
他のタイプと比較すると、記入スペースが圧倒的に広くとれます。1日に膨大な量をメモしたい人向け。
持ち歩ける情報量が増える反面、とても重量があるため使う人を選びます。
営業マン目線
社内に置いておく営業日報の役割で使うといいですよ。
営業マンが手帳を活用する4つのメリットをこちらの記事で解説していますよ。
まとめ
手帳の種類は3つの組み合わせで決まる。
- 綴じ方
- サイズ
- フォーマット
1.綴じ方
- 綴じ手帳
- システム手帳
- モジュール型手帳
2.サイズ
手帳のサイズは「情報量をとるか、持ち運びやすさをとるか」の二択。
3.フォーマット
7種類から営業スタイルに応じたフォーマットを選ぶ
自分の営業スタイルを見直し、自分にあった手帳を見つけてくださいね。
自分に適した手帳を選ぶことで、あなたの営業活動を2倍・3倍と飛躍させることに繋がります。
次回は、現役営業マンの僕が「営業向けのオススメ手帳」を具体的な商品名で紹介していきます。