こんにちは。散歩のすすめ運営者のカズマです。
今回は一般社団法人ELLYのロゴデザインをリニューアルしたお話。
せっかくなので、ロゴをリニューアルした記録「ロゴデザインをリニューアルした理由、ロゴの意味」を覚えてるうちに書きとめておきますね。
ちなみにロゴデザイン案を考え、イラストレーターでイチから作成した僕はプロのデザイナーでもなんでもありません。
少しデザインの勉強をはじめた初心者でも、どうにかソレっぽいものはつくれました。
この記事が、会社から突然ロゴを考えて欲しいと指示され困っている人の参考になれば嬉しいです。
予算のない会社や設立間もないベンチャー企業、NPO法人だと、プロのデザイナーさんへ依頼できないあるある。
どこにでも無茶ぶりをしてくる上司はいますよね。
ロゴデザインをリニューアルした理由
一般社団法人ELLYがロゴデザインをリニューアルした理由として、個人的に僕が一番感じたのは印象に残らないから。
ロゴ=団体の顔
設立当初から使用しているロゴは印象に残らない。
印象に残らない=認知度が低いとなります。
パッと見るとお洒落な雰囲気があるように見えますが、1時間後に思い出してくださいと言われたら難しくないですか。
「グルグルの渦があったような〜」
「あれ?どんな色合いだったかな?」
「お洒落なロゴだったよね?」
上記はこれまでELLYのサービスを利用した方から言われた意見。
皆さん想像してみてください。
マクドナルド、ナイキ、Appleなど有名企業って、すぐ頭に思い描けるシンプルなロゴがほとんど。
アディダスにいたっては3本線を書くだけで連想されるくらい。
ロゴは企業、サービスの顔。顔を認知してもらええうよう、印象に残るロゴにしたいということで、今回ロゴのリニューアルにいたりました。
ロゴの目的
ロゴの目的「ビジョンを表す顔」
ビジョンを象徴できるようなロゴを考えました。他にも企業のビジョンに限らず、代表者の想い、サービス内容など何を表現してもOKです。
まずはロゴの目的を固めてから考えことをおすすめします。
目的が明確にならずに作り始めると、あとでなぜかしっくりこない、ロゴのメッセージ性が弱いなど考え直しになるかも知れません。
一般社団法人ELLYとは
一般社団法人ELLYは、2020年3月28日で4年目をむかえた団体。
設立以来「LGBTQも過ごしやすいまちづくり」の実現を目指した活動をしています。
ビジョン「LGBTQも過ごしやすいまちづくり」
ロゴに込めるビジョンは「LGBTQも過ごしやすいまちづくり」
今回のリニューアルがすべてをかえて心機一転というよりも、一部を変更するカタチになりました。
ELLYのフォント部分は変わらず、グルグルマークを刷新(さっしん)。
ロゴデザインで気をつけた3つのこと
ロゴデザインのリニューアルで気をつけた3つのことを紹介。
3点を意識して考えると、より愛着のあるロゴができます。
1,ビジョンと一致
何はともあれ、ビジョンとの一致は絶対に必須。ビジョンに関連するキーワードをどんどん書き出す。
性のあり方、ダイバーシティ、ひとりひとり、人の集まる場所、インクルージョン、虹色
キーワードをもとにロゴのイメージをふくらます。イメージをふくらますとき、Pinterestを利用しました。
「ロゴデザイン」で検索すると膨大な数のロゴが出てきます。そこから自分たちのキーワードに近いものをピックアップし、考えましょう。
丸パクリはダメですよ!
2,同業他社とかぶらない
同業他社はどんなロゴなのかを事前にリサーチ。
ロゴパターンが似てしまわないように意識しました。同業他社との自分たちの会社を区別しましょう。
3,汎用性
ある程度カタチが決まってから、汎用性の調整。汎用性の高いロゴを目指しました。
背景を黒色にしたり、とくに6色のカラーと相性を考えました。
また、ロゴの配置も整理。名刺、ホームページ、チラシなどいろんな場面での利用を想像。
NEWロゴ
これまでのロゴからイメージを一新。よりシンプルで親しみやすいデザインに決定。
ロゴに込められた意味
性のあり方はカラフル
性別は女性と男性の2つに限らず、いろいろなセクシュアリティを持つ人がいること、LGBTとよばれる、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーを含むセクシュアルマイノリティ(性的少数派)の人たちが世の中に居ます。
性の多様性をあらわす虹色を使用。主張が強くならないよう淡い色合いにしました。
ひとりひとりのカラー
ダイバーシティを表現。性別や人種、年齢、育った環境、価値観など、違いを活かせる社会を目指す。
マル○と四角□を組み合わせて、人間を表現。顔とからだの色が違うのは、同じ人はいないという意味があります。
人の集まる場所
近すぎず、遠すぎない距離感。悩んだとき困ったとき、相談できる場所があったらいいな。そんな居場所があれば「住みよいまち」につながる。
それぞれのアイコンにほどよい隙間をあけることで、心地よい距離感を表しています。
リニューアルした感想
ロゴデザインをリニューアルしてみて、自分のできることが増えた感じがあります。
もちろん、リニューアルしたロゴの認知が広がるよう活動の質を向上します。
もっとシンプルに、まちづくりを進めていきたい。
もっとオモシロく、人の集まる場所をつくりたい。
もっとフレンドリーに、もっとカラフルに。
想い描くミライを叶える意志を込めて、ロゴ変更を行いました。
新しいELLY、始まります。
新しいELLYをよろしくお願いします!