基本のき“LGBT”かんたん解説

LGBTという言葉をどこかで聞いたこと見たことはありますか?

テレビ番組やネットニュースでなんとなく聞いたことがあるなという人が多いかも知れません。

LGBTについて知らない人には知ってもらえるようにすでに知っている人には復習になるよう、かんたんに書きます。

目次

LGBTはなにを意味する言葉

LGBTは性に関する場面で少数派の人々をまとめて表す言葉です。

LGBTは4つの言葉の頭文字をとり並べられた総称語で、Lがレズビアン 、Gがゲイ、Bがバイセクシュアル、Tがトランスジェンダーです。

なんだか聞きなれないカタカナが続いたので日本語にしてみます。

レズビアンが女性同性愛者、ゲイが男性同性愛者、バイセクシュアルが両性愛者、トランスジェンダーが性別越境者となります。

今度は漢字が並びましたね。さらに意味を見ていくとこうなります。

L:レズビアン 女性として女性を好きになる人
G:ゲイ 男性として男性を好きになる人
B:バイセクシュアル 男女どちらも好きになる人
T:トランスジェンダー ココロとカラダの性に違和感のある人

4つのグループの頭文字をとってできた言葉がLGBT。

性に関する場面で、少数派になり共通の社会的課題が多いため、LGBTという言葉でひとまとめにされています。

他にも性的少数者、セクシュアル・マイノリティと言われることがあり、ほぼ同じ意味合いで使用。

※厳密にいうと同じではありません

LGBTは自分の身近にいない?

言葉の意味はわかったけど、「結局はテレビに出ているおねぇタレントやお笑い芸人、夜の世界の人のことでしょ。自分の周りにはいないよ」「日常生活で出会ったことがない」なんてことを考えていませんか?

確かにテレビ出ている芸能人に、LGBTの人はいます。でも、みなさんのまわりにもLGBTの人はいます。

いくつかの調査によれば人口の5~8%はLGBTの人がいると結果が出ています。

人口の5%がLGBTだとして計算すると20人に1人の割合となります。20人に1人はLGBTかも知れないと考えると、自分の身近にいてもおかしくない数字です。

他にもLGBTは左利き、AB型、日本に多い苗字「佐藤・田中・鈴木・高橋」とほぼ同じ割合といわれることがあります

LGBTは「身近にいない」のではなく、これまでいない存在とされていただけ、気づいていないだけ、知らなかっただけかも知れません。

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勝手にまとめるのは禁物

LGBTという言葉の意味を知ることは非常に大事です。しかし、気をつけてもらいたいこともあります。

「LGBT」は一つの言葉ですが、誰かの生き方を決めつけるモノではありません。他人から言葉で、まとめられることを不愉快に感じる人もいます。

またニュースなどでは“何人に1人の割合”と数を強調されちです。

人数にこだわりすぎることから、少数派や多数派と分かれてしまうのかなと思うこともあります。

もちろん時と場合により「数字で表す力」が必要なこともあります。

カズマ

言葉のイメージと数字がひとり歩きせず、その言葉と数字が使われている「理由を考えること」が重要

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