これ以上に「インスタ映えする窓はない」であろう正寿院へ行ってきました。
たまたま正寿院の看板があがっている道を通り、お寺の名前をググってみると、溢れるくらいインスタ映えを意識した写真の数々に驚きました。
「実物を見たい」と僕の散歩センサーがビビっと反応したので、行くことにしました。どこかに行きたいとセンサーが反応したら、友達に声をかける癖があります。
ひとりで予定を決めると、当日になって「また今度でいいや」ってなることがあります。
皆さんはそんなことないですか?
だれかを巻き込めば約束を守る意味でも、必ず行くことになります。
正寿院
正寿院は、高野山真言宗に属し、創建はおよそ800年前、寺伝によると飯尾山医王教寺(養老元年717年創建、現在は廃寺)の塔頭寺院として建立されたとも伝えられています。
公式HPより
受付けで拝観料500円をおさめて本殿へ。優しいおばさんがていねいに説明してくれました。
スッキリしたなかに濃さがある美味しいお茶と、キュートで食べるのがもったいないお菓子をいただき、お願いごとをしておきました。叶うよう、努力あるのみ。
日本の緑茶発祥の地である、宇治田原町のお茶について興味があるので、次回はもっともっと時間をかけて訪れたいと思いました。だれか一緒に「散歩のすすめ」を楽しみませんか?
正寿院「幸せを呼ぶ猪目窓」
本殿の外へ出て、客殿(則天の間)へ移動。
またまた受付けを済ませて、いよいよインスタ映えスポットへ。写真でみるより自分の目で、しっかり見るほうが100倍いいですね。
ハート型の窓って不思議で、当時の人はハートという概念を持っていたのか考えました。
疑問を考えていると、受付けで渡された紙に説明が書いていました。
客殿(則天の間)には猪目窓という窓がございます。猪目(いのめ)とは、ハート型であり古来から伝わる日本伝統文様の一つです。
約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、福を招く意が込められています。。公式HPより
ハート型=猪目、日本伝統文様なんですね。また一つ賢くなりました。今度、誰かに話してみようと思います。
寝ころがってみる天井画
ハート型の窓だけでなく、さらに見所があります。なんと「天井」です。これだけフォトジェニックな窓を見ると、目線をあげるのは至難の業です。
天井には160枚の色とりどりに描かれた天井画があります。
寝ころんでみることを促す看板まであります。こんなの初めて見ました。
どれも綺麗で眺めるのにあきません。なかでも1番のお気に入りはこちらです・
カズマという僕の名前の一字。
ぜひ、皆さんも自分のお気に入りを見つけてください。
アクセス
交通アクセスを事前に調べたところ、一番便利なのは車です。正寿院の目の前に駐車場があります。
公共機関(電車・バス)だと、徒歩の時間があり非常に時間がかかります。
今回は平日に行ったので、前後に1組ずつ参拝者がいたくらいです。土日は恐ろしく混みそうな場所です。
夏は風鈴祭りがあるそうです